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善玉菌と悪玉菌と

「菌」というと悪さをする 「悪玉菌」と思い 除菌・抗菌に専念されている方も おられるかもしれません 何かと抗菌グッズが 流行った時期もありましたが 最近はそうではありません 一度取り込まれた観念は なかなか消し難いものですが

「菌=悪玉菌」(一元) ではありません 「菌=悪玉菌 or 善玉菌」(二元) でもありません 「菌」を 善玉菌と 悪玉菌と 日和見菌という グループ分けをして 多元的に捉えていくと 全体像が見えてきて 二元的にアピールされがちな 商業ベースの情報も 上手に利用できるように なると思います。


 

このように 分かりやすい学説を 樹立してくださったのは 東京大学名誉教授の 光岡知足氏です 光岡氏の研究がなかったら 未だに「菌=悪玉菌」という概念で 「菌を全滅させれば健康になる」 というやり方が 主流だったかもしれません 氏が1950年代に 「菌=悪玉菌」 でないことを発見し この定説を覆すために 善玉菌・悪玉菌という 概念を学術界に出したのが 1970年代 抗生剤の安易な使用が 控えられ始めたのが 近年なのですから 一度根付いた観念が覆るには 根気がいるということが分かります。 光岡知足氏のご著書

食事やサプリメントの 摂り方が大きく変わり 健康管理が楽になります と書かれています。 ご一読をおすすめします。

 

本を読む時間はないな という方は メールマガジンにご登録 いただければと思います。 少しずつ 「腸を鍛える」-腸内細菌と腸内フローラ- をご一緒に読んでいきましょう 「おなかを整える」 方法が理解できると思います。 配信済みニュースレター 「おなかを整える1」

 

創造には「直観」が重要である 直観は、純粋な心で 強靭な忍耐力をもって 真理を探求する過程で 突如として現れる 研究者は 清廉潔白に徹せねばならない 私は『創造の成果は 純粋な心で 努力を重ねた結果 授けられるものである』 と確信している 『腸内細菌学雑誌』第26巻第4号2012年 お名前を 「足るを知る」と書く 光岡氏 のお言葉です。

日諸木 宮の森煎じ薬局

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