先日、
本をいただいて
読んでいたら
「投薬に思う」 と題したコラムに このようなことが 書いてありました
患者さんが ゴミ箱に薬を 投薬している (捨てている) のを知り 正直ホッとしている という内容でした
1994年に出版 された本ですので ポリファーマシーの問題は それほど前から あったのだなと 改めて感じました
四半世紀も経って ようやく ポリファーマシーを 是正するための ガイドラインが
高齢者対象であるものの 2017年度末を目処に 出されるようです
本の中に ポリファーマシーの理由は 「ここで言うまい」 とありましたが
今はその理由が もう無くなったからか もしくは その理由を凌ぐ 理由ができたからか
審議がもちあがった のかもしれません
けれども ガイドラインにかかわらず 著者の並木正義先生のような 先生は多剤投与を 行わなかった わけですし
ガイドラインが 先行するような 診療であれば それこそ 検査データとガイドラインとで AIがおこなえるような医療に なってしまうでしょう
また、 今は患者本位と称して あらゆる医療の中から 自ら医療を選択しないと いけなくもなってきています
病と向き合う時
医療として仁術を 提供してくださる先生との 出会いの中で いのちを生かすのか
ビッグデータとエビデンス といわれるようなもので 構成される医療を信奉して 肉体を生かすのか
極端な言い方ですが 何を選択するのかで いのちを生かすのか 肉体を生かすのか 同じことをしたとしても 大きな差が 生まれてくるのでは ないかと思います
それは 所得格差で生まれてくる差 などではなく 各人の生き方による差に なるのだと思います selfcareSupport 長塚
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