子供が珍しく 変な風邪をひいてしまった
風寒でも風熱でもなさそうだったので ちょっとした気滞だろうから 食養生で済むものと 最初はおもっていた
だけど 鑑別を誤ってしまったのか あっという間に病期がすすんでしまい 胸脇苦満を呈し ずいぶんと辛そうにしている
う〜ん おかしいなぁ なんでこんなになったかなぁ 進学して新生活が始まり ここにきて疲れがでたのか?
とか、考えながら 「ゴメンね判断間違えちゃって」 と、漢方をのませた
が、なんだかキレが悪く しっくりしない
2日して ふと思い出した
「開竅薬のせいじゃ無い?」
そういえば 数日前のこと
テーブルの上に 置きっぱなしにしていた 開竅薬をみて 面白半分に 「飲んでいい?」 と、子供たちがきいてきた
「危険だから やめておいたほうがいいよ」
と、はなしたのだが 丸剤が金箔で包まれており なんだか魅力的だったらしく 食いついてくる
「クリーニングしていないと 危ないよ」 と、言った後に
ま、1回30丸だから 1丸くらい平気だろう と、許してしまったのだ
「言わなかったけど きっとそうだと思う…」
本人はいち早く 察知していたらしい
しかもその原因が 今、部活で練習している曲のせいだ というのだ
そういえば 譜面をもらった頃から うかなそうに曲の話を していたかもしれない
弾いていて 気分が良くないのだそうだ
その曲は 調べてみると 暗殺事件を題材にしたオペラだった
「おかげで邪の概念がわかった」 「実体験したくなかったけど」 という子供
「いやいや」 「体験に勝る理解は無いから」 「良かったね」 という母
今日は本番 演奏中に咳が出ないといいね
続きは次回に selfcareSupport 長塚
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