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動物園

ワタシタチは 自我をなだめる原型 最初に学んで 大きくなっている という話を前回書きましたが

にもかかわらず 「赤ちゃんが泣き止まないから 殺してしまう」 というような 本来の原型すら崩れてしまい、 自我をなだめること (愛を与えること) ができなくなっているという 社会現象が起きてきています

育児という観点から見れば 動物園で育てられたチンパンジーは 子育てをすることができない という現象に 同じパターンを見ることができるのでは ないかと感じるところです

大家族の不自由さから逃れるように 大家族が分離し、核家族が形成され その核家族の中にも (自我の)自由を求め 核家族が分離し、離婚をする また、 子育ての不自由さから 逃れるように子供と分離し 働きだすケースもあるようです

このような社会現象は いずれも 自我の制御の先送りでしか ないように見受けられます

不自由から逃れて 自由になるのでは、 また新たな課題を背負い 不自由になる の繰り返しです

介護問題も 課題を先送り (自我の制御の先送り) した結果の 社会現象なのかなと思います

それを今度は 海外からの人材や ロボットからの愛で 埋め合わせようとしています

自然の営みから学ぶことを 避けるのならば 避けている事柄に 尊敬の念、感謝の念を 抱けるようになることが 必要になってきます

本当は自然の営みの中で 自然と尊敬の念、感謝の念が 湧き上がってくるものだと 思うのですが もし そこにたどり着くことが できないのであれば ワタシタチが 自然の中ではなく 動物園の中で 暮らしているようなもの だからなのかもしれません selfcareSupport 長塚

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