こんにちは selfcareSupport 長塚です
本日のメールマガジンは ブログ http://www.selfcare-s.com/キョウキョウクマン/ に書かせていただきましたが
「胸脇苦満といえば、この方剤」 のお話しです
それは 柴胡剤です 柴胡サイコをメインに構成した 漢方方剤のことなのですが 何種類かあります
各方剤のご紹介をする前に
柴胡のイメージを掴んでいただくと 方剤を選ぶ柱ができると思いますので その特性をお伝えしますね
柴胡:セリ科の植物ミシマサイコの根っこ 根っこですがカオリモノですので 気滞を散らしてくれます (カオリモノはざっくり言って気を巡らします) 根っこですのでちょっと苦味があって ウジウジと居座っている邪に喝を入れて除いてくれます
東洋医学の概念で 邪は 表(皮)にとりついてから 裏(臓腑)に入る と考えられているのですが
胸脇が痛むということは 触れるけど中が痛んでいる感じで ちょっと裏に入っているな というイメージは浮かびますか〜?
ですので 胸脇苦満状態は 半表半裏といって 病期としては 初期を通り過ぎた段階(少陽という) にあります
例えば 精神的な圧力で 胸脇苦満状態にあるなら もっと初期の段階(太陽という) があったであろう (がまんしちゃってた?) ということです
柴胡は少陽期が得意で しかも 他の生薬とのコラボで さらに特別な力を発揮することが多いです
ですから 柴胡剤といっても それぞれのインパクトが強いため 「柴胡入ってるから どれでも(どの方剤選んでも)いいか〜」 というわけにはいかないのが 選びづらいところかもしれませんが
少陽まで放っておいたなら ちょっと自分に時間を使って (こうなった自分と向き合って) じっくり方剤を選びましょうか という考え方もありですよね
お時間がありましたら ドラッグストアに置いてある 柴胡剤を眺めておいてください
追って それぞれの柴胡剤を 紹介していきたいと考えています
漢方はわけわからない名前で 使いづらそう って、思わなくなってきますから♪
では 皆様良い1週間をお過ごし下さい
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