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食物を選ぶとき

先月の古事記の勉強会では

「五穀の起源」

を皆さんと勉強いたしました。


須佐之男命は

大宜津比売の仕業を

汚らわしいと

自我の心を出しました。


その自我の心を

殺したところ

生命力を豊かに育む

五穀が生まれた


という内容でした。



 

野菜に

虫がついている

土がついている


といって

それを汚らしいという

目で見て選ぶうちに


殺虫剤で虫を殺し

土を使わず育てた


見た目の美しい食品が

店頭に並ぶ様に

なっています。




しかしながら

命を養うには

ほど遠い

食物になっています。



 

一方で


目の前に供されたものを

あるがままに受け入れ

ありがたくいただくことが

出来たなら


たとえ

農薬まみれでも

化学肥料で育っていても


身体に大きく

悪い影響を与える

ことがない

ということが

キネシオロジーで

判っている


という内容のプリントを

勉強会ではお配りして

併せてお話しいたしました。










 

「選択」

「分別」


このこころは

自我の心です。


このこころのはたらきが

免疫にも影響しています



 


ただ

自分の健康のために

という

自我の心で 良かろ悪かろを 選択するのではなく



虫も土も

全てを慈しみ


毎日手塩に掛けて

育てた食物を


わけてくださっている

生産者の方々の想いを


「選ぶ」のならば


それは

大きな力を生み出すのでは

ないでしょうか



 


地の気を補給する漢方は

土くさい香りが

するものです。


天の気だけを

巡らせようとしても

上手くいかない

ことがあります。


地に根ざしていないと 全体のバランスから見れば

結局、役に立ちません




漢方の方剤は

バランスよく

できていまして


レシピを見ているだけで

たまらなく楽しくなり

また、感心します。


多くの方に

感じてほしいとおもう

素晴らしさです。


札幌市

日諸木 宮の森煎じ漢方薬局

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