漢方相談に来られた方に 「心境の変化を気にしていてください」 という時があります
すると 「ええっ 気持ちが変わるんですか?」 と、驚かれる方がいらっしゃいます
「ええっ びっくりするとこだった?」 と、ワタシが驚いたりするわけですが…
病気になると 体の変化ばかりを追って 心の変化は見過ごしがちです
体と心がリンクしていることを 今はほとんどの方が 認めていると思いますが なぜか 心へのアプローチを なおざりにしている場合が 多いようです
例えば ストレスで病気になった と認識していても 病気を薬で治そうとして ストレスを解消しようとしない方が おられます
仮に薬で症状を落ち着かせたとしても それは 新薬を使おうが、漢方を使おうが、 対症療法に過ぎません
「ストレスと感じている大元を 昇華させなさい」 と、病が現れているのですから 原因を無くす努力は しなければなりません
体が楽になって 物事をポジティブに 捉えられるようになったのなら
そのポジティブな心境に 気づいて、保持していくことが 大切なんだなと 心に刻むことです
ストレスをストレスと感じ ストレスを生み出しているのは 実は自我の部分であること、 本当の自分でないことを、 病が教えてくれているというわけです
selfcareSupport 長塚
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