小さい頃 遊んでいるときに 友達がワタシの足を指さして ワーワー 言っていました
何だと思って 見てみると 血があふれ出ていました
それを見た瞬間から ものすごく痛くなって 大泣きしたのを覚えています
大人が集まってきて 表情を曇らせているのを見ていたら どうやら大変なケガらしい とも思い始め だんだんこわくなってきたのも覚えています
病院に連れて行かれると 何針か縫うほどの ケガではあったのですが
なんで気づくまで痛くなかったのか 不思議でした
私たちが病気を嫌がる一つの原因は 痛みに対する恐れなのかと 思います
ドラマでは 病人役の役者さんは ずいぶん苦しいように見えますし
おじいちゃんが 病院でイタイイタイといって 死んでいくのを見ていて 病気は嫌だなと思っている人もいるでしょう
小さい子が 親の注意をひきたくて 痛いよ~と泣いたりする そんな‘痛い’もあるわけで、
うん そうだね 痛いね と、寄り添ってほしいという痛みは 結構あります
また、 大騒ぎしていた割に 当の本人は痛がっていたことを 覚えていないケースも多かったりします
想像しているほど こわい痛みなどありません
ワタシの場合 本当に息ができないほど痛いときは 痛いとは言えませんでしたし 時間が止まったかのような痛みの中で 音も聞こえなくなり 妙に冷静な自分がいたりしましたから 痛さは外界をシャットアウトして 自己に集中させる時間をもたらします
痛い って言っているのを聞いちゃって こわくなってしまった人は どのくらいの痛みかわからなかったからといって 想像でそれを恐れることはないのです
私たちが痛みと感じる大部分は 意識で作り出している痛み なのかもしれないのですから
selfcareSupport 長塚
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