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懐かしの街で

先日、4年ぶりに 大好きだった街に行ってきました

病に倒れたという恩師に会うための わずか2時間ほどの 滞在時間だったのだけれど すごく充実した幸せなひと時でした

そんなわずかな時間の さらにわずかな移動時間の中 ふと顔を上げると この街で有名な作家さんと 目が合いました

「4年前まで しょっちゅう この街に遊びに来ていたのに 一度もすれ違うことが なかったのにな〜」 と、不思議に感じました

その夜、なんとなしに 「ぼうずかずお」 と検索してみると 正しくは「うめずかずお」氏 であったことを知りました

検索で一緒に出てきたのは 「My Name is Shingo」 という作品で

小さい頃、 「まことちゃん」という本を 友達からちょこっと見せてもらったとき 鼻水を垂らしている主人公が好きになれず それ以来どの作品も読んだことはなかった のだけれど、

ネットで立ち読みができるとあって 「My Name is Shingo」 をパラパラと読んでみることに、、

勢いで、全巻購入してしまいました

この漫画、最初に 描かれているのは宇宙で 主人公はその宇宙に生まれた意識

その主人公の父親が悟、母親が真鈴といって 本人の名前は真悟という 本人といっても、その意識はロボットに宿る というものなのだけど、、

その真悟を壊そうとするのが “日本人の意識”(←放射能防護服を着てる) として描かれていたり、 そのほかにも ものすご〜くたくさんのメッセージが 詰め込まれていて、 しかもこの本が1980年代に描かれていた ということが、 今、人工知能の問題が現実となる中で 何よりすごいな〜と思いました

真悟が伝えようとして 残したのが”アイ”だけだった という、、 だけどそれを誰も理解していない という、、 、、、 、、、 これでは てんで伝わらないと思うので 興味持たれた方は 是非読んでみてください

去年、ミュージカルにもなって 話題になっていたようです 何十年も経って、 時代が楳図かずお氏に 追いついたのかもしれないですね 天才ってすごいな〜 selfcareSupport 長塚

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