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四気調神大論篇〜秋三月〜

黄帝内経 素問 四気調神大論篇 秋の養生のしかた

秋三月、此謂容平。 秋の三箇月は容平という 万物が成熟し 平かにかたちとなる

天気以急、地気以明。 天の気は今にも 何かを起こしそうな流れで 地の気は見えないものを 明らかにさせるような 流れにある

早臥早起、与雞倶興。 早寝、早起き それは雞が夜明けとともに起き 空が暗くなると眠るようにする

使志安寧、以緩秋刑。 収斂神気、使秋気平、 無外其志、使肺気清。 こころを安寧にし この秋の肅殺の気を緩やかにする 神気を収斂させ 秋気を平けくする こころは外へ向けず 肺気を清らかにする

此秋気之応、養収之道也。 此が秋の気に順応させる 秋の養生の道である

逆之則傷肺、冬為飱泄、 奉蔵者少。 この自然の法則に則っとらないと 肺気を損傷し 冬には飱泄を発し 蔵するものの少ない 冬を迎えることになる

立秋〜立冬までが秋三月です

夏は気を外へ繁茂させ のび行きわたらせましたが 秋は内に収斂させ冬仕舞いです

気をゆるし いろいろな経験をした夏 それをしっかり内省させます

秋の養生がうまくいかないと 冬に消化不良を起こしますよ と、書かれています それは食べ物の消化だけでは ありません 心神の活動が 心身に反映されてのことです selfcareSupport 長塚

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