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千載一遇の細菌

人の身体は

60兆もの細胞それぞれが

協調し合い


百兆個の細菌(常在菌)

に支えられて


恒常性が

維持されています。

これらの細菌無しでは

身体は自活できませんから


常在菌を含めて

人の身体だと言っても

良いくらいだと

思います。


 

今、除菌殺菌に

いそしんでおられる方も

おられると思いますが

本当に元気な人は

その元気な源となっている

細菌叢を除菌などせずに、

元気のない人に

濃厚接触して

常在菌を移植して

あげれば良いくらいだと

思います。


しかしながら

生まれ持った

健全な細菌叢が

無傷で本当に元気な人

というのは、

残念ながら

少数となっているでしょう。



また、自分にとっても

除菌して皮膚を弱らせるのは

非常におろかで

もったいないことです。


元気な菌叢を整えるのに

無駄な労力を使いますし、


身体には

1000種類以上の菌に

常駐してもらっていますが、

その中には

これまであなたの健康を

守ってくれていた

千載一遇の細菌が

いるそうで、


間違って除菌してしまったら

永遠の別れと

なるかもしれないからです。


非常に惜しいことです。




2度と会えない

かもしれないのに。






 

日諸木は

0歳で肺炎を患い

事あるごとに

小さい時から

抗生剤を使って

いたので


抗生剤など

化学合成薬品を

使わなくなって

20年近くなりますが、

菌活には今も

苦労をしています。


「三つ子の魂」

というのは

3歳までに出会って

仲良くなった

千載一遇の

常在菌も含めて

指すものだと

教えてもらったことが

あります。


私の腸内には、

ベストな菌コンディションを

リードしてくれる

千載一遇の菌が、

幼少期に手放して

しまったために

未だ不在なのかも

しれません。



 


今の国内は、以前より

抗生剤の使用量が

減ってきているので


良い傾向にあると

思いますが


家畜に使用される

抗生剤も含め

まだまだ

薬漬けは否めません。


もっともっと菌との

かけがえのない関係性を

ひとりひとりが

自覚していくことが

必要なのだと思います。


札幌市

日諸木 宮の森煎じ漢方薬局

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