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キョウニン

杏仁豆腐のアンニンは 杏仁キョウニンのこと あんずの種です

杏仁は 苦いものを苦杏仁 甘いものを甜杏仁 といいます

ホンモノの杏仁豆腐に 使われているのは 甜杏仁で、無毒です 🙂

生薬のキョウニンとし 用いられるのは キホン、 苦杏仁でこちらは有毒 😯

「青梅は食べたらあかんよ〜」 と言われるわけの青酸配糖体が 苦杏仁にも入っているので 超大量摂取は禁ですが、 種として100個分とか摂らなければ 大丈夫です (アーモンドでも100個は食べないね 😛 ) 通常、 単味煎服でも3〜9gくらいを 煎じます

じゃあ、甜杏仁 薬効が無いの? いいえ 薬効が無くなるわけではありません しっかり潤肺止咳として はたらきますので 食品として手に入れられる甜杏仁を 家庭生薬メンバーとして 置いていてもいいですよね〜 😉

杏仁桔梗と同じく肺経気分に入りますが 桔梗(根)が 宣(気をひろげる) →去痰にはたらきやすい に対して 杏仁(種)は 降(気を下ろす) →鎮咳にはたらきやすい という違いがあります

ムコダイン (一般名:L-カルボシステイン) が「気道粘液修復薬」 痰のネバネバを減らし 出しやすくする のに対して ムコソルバン (一般名:アンブロキソール) が「気道粘液潤滑薬」 気道に痰が付着するのを抑え 出しやすくする

みたいな関係で 桔梗杏仁も 併用することアリアリな関係です

selfcareSupport 長塚

鎮咳去痰剤として キョウニン水(Apricot kernel water) という製剤もあるんだけど こちらは蒸留精製したうえ アルコール含有製剤です

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