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「香蘇散」

香蘇散 コウソサン という漢方があります

香:香附子(浜すげの根っこ) 蘇:蘇葉(赤シソの葉っぱ) の他、陳皮(みかんの皮)、甘草、生姜 で構成されている 散:こなぐすりです

さあ どんな証に使われる漢方でしょうか!?

蘇葉も陳皮も生姜も 温める系の生薬です

香附子も蘇葉も陳皮も カオリモノです カオリモノはざっくり言って 気を巡らせます

甘草はとてもえらい みんなのまとめ役です

う〜ん 想像がつきませんね? 想像つきましたか?

このね、生薬の構成から何に効いてくるかを イメージすることが大切です 効能書きにとらわれずに漢方を利用する 第一歩になります

そうですね シソの香り好き〜 みかんの香り好き〜 っていう方に合う方剤ですよ (どんな方剤じゃ〜い)

よく重宝がられるのは 胃腸が弱くて、 ちょっとしたことが気になって 具合悪くなる (風邪ひいたり、めまいしたり、吐き気したり) そんなときです

ドラッグストアではあまり見かけないかもしれませんが 「お取り寄せできますか?」ときいてみると 注文を受けてくれるお店が結構ありますよ

不思議なのは 植物たちは その’ちょっとしたことが気になる’という状態から 抜け出すパワーをワタシタチにくれる というところです

そのパワーをもらったら そのパワーをもらっているうちに その’気になるちょっとしたコト’が なんで気になるのか本治することが肝要です

selfcareSupport 長塚

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