ワタシがまだ 体を病院に丸投げしていた頃 風邪の症状と薬の副作用とで 声が出なくなったことがありました
喉がカピカピになって 本当に声帯が震えてくれない そんな感じでした ともすると 唾液を飲むことすら難しいような 咳をすることも難しい そんなカピカピ感
学生だったので 授業中にあてらりたりするわけですが 声が出ないので、 先生に言い訳することすらできず 声変わりか〜と言われ クラスのみんなに笑われながら 友達に代弁してもらったのが 今でも記憶にあります
一生声出なくなったらどうしよ〜 と思うくらい長いこと発声できなくなって 困った生活を続けていたところ ある日母が、甘草湯を買ってきてくれて のんだんですね
すると、 咳をすることができるようになり 何回目かの咳でものすごい固い痰が 喉からはがれてきました (まるでカピカピの鼻ク○のような.. 😯 ) そして、声も出るようになったのです
からだってこんなことにもなるんだな〜 と、自力で自浄できないことがあることを 驚きとして感じられた時でした (多剤服用の副作用祭りだったわけですが..)
あの時は甘草湯が漢方であることも 知らないワタクシでした 🙄 が 今は敬意を持ってみなさんに ご紹介したいと思います♪
甘草湯は いつも何かと チームのまとめ役的存在である 甘草が ひとり主役の方剤で 珍しく単味の漢方です
甘草:甘草の根っ子 帰経はなんと十二経(マルチ!) 温める系でも冷やす系でもない ※生で使うと冷やす系となって清熱解毒として働く 漢方においては 薬味(構成生薬)が少ないほど 働きすぎちゃう生薬が でてきやすくなります
甘草湯は マルチなパワーを秘めていますが 単味です キレは良いですが 長期の服用は向いていません (取り扱いのあるドラッグストアは多い)
2味の桔梗湯のほうがマイルドになる そんな解釈をしてください selfcareSupport 長塚
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