頭痛がひどいときに はじめてお世話になってみた ときのことである サーッと痛みが引いていった
「Thank you 茶調散!」 って言いたくなった
漢方方剤が身体に馴染むときって サーッとやスーッと といった感じが多い それは、 エネルギー粒子の細かいところで 働いているからなんだと思う (原子の間隙を流れる感じ)
さて、この方剤、 構成生薬は 香附子・川芎 羗活・防風・荊芥 白芷・薄荷 甘草
まだまだ 紹介したことのない生薬が たくさんありますね〜
香附子・川芎:厥陰頭痛(側頭・頭頂) 羗活・防風・荊芥:太陽頭痛(後頭〜項部) 白芷・薄荷:陽明頭痛(前額部)
こんな風に さしずめ総合頭痛薬のように 構成されているから 守備範囲が広い
絶対カキ氷頭痛も 治っちゃうと思う!
※止痛は川芎によるところが 大きいと思うので 気血虚由来の頭痛には 使わないことを思い出してね センキュウ参照
川芎を茶のように調整した散剤で お茶で浸出して、お茶みたいに飲む もちろんエキス剤もあるけどね
「散は散ずるなり、 急病を去るにこれを用う」
だから川芎茶調散は 慢性的にお世話になる漢方じゃあない
頭痛のたんびに 頓服していたりしたら
thank youといわれた 川芎茶調散も 「それはいいけど、 なんで頭痛起こってるのか、 なんでオレが効いているのか、 感じて、本治せえよ」 と言っているのがきこえてくるよ
selfcareSupport 長塚