いつもの温度でお湯をはって お風呂に入ってみたときに 「熱い」と感じたら 体が冷えているかもしれません
そんなサインを見逃さずに からだのケアをします
時間があるのならば じんわり汗が出てくるまで 湯船につかっていられるといいですね
運動をしてしまって 体を温める方法もあります
もちろん 食事の内容で体を温めるのも いいですよね
このような方法は 皆さん結構知っているかと思いますので
今回はこんな時に使う漢方の話です
今は季節の移り変わり 日常生活が自然の変化に追い付かなかったり 夏の不養生がからだに現れてくるときでもあります
冒頭のように 体の冷えを自覚したり 夏の疲れが残ってるかなと感じたり やたら胃もたれするかも~
という冷えに乗じた症状を感じるならば
「大建中湯 ダイケンチュウトウ」 はとても便利です ドラッグストアにもおいています
からだのサインに早く気が付けば 1回服用しただけで十分です
中味は乾姜・人参・山椒の3味です 食卓に上がるような生薬ばかりですので (厳密にいうと普段食べている人参とは違うのですが・・) どういう効果で体を回復させてくれるかイメージ付きやすいですよね
飲んでみると ピリピリする生姜湯 みたいなもんです
からだが必要としていると 「おいしいじゃ~ん」 って感じると思います
じゃあ おうちで生姜湯作って飲もう っていうのもいいのですが しょうがは熱をかけたものをつかってくださいね ※生姜・乾姜のちょっとした違いはこちらを参照
もし ガスモチンなどの 消化管運動賦活薬を漫然と常用している方は 「大建中湯」に代替できる期待大です しかも 「大建中湯」をしばらく服用してみると 他の症状にも変化が起きて たくさん飲んでいたお薬がいらなくなる こともありますよ 是非処方医に相談してみてください
好転したら 必ず減薬することです 医師がそれを忘れているようでしたら ご自分で、良くなったので薬はいりませんと 伝えましょう
それでも薬を続行するのであれば その理由を聞いて納得のいく薬を からだに入れるようにしてみてください
~余談~ 冷えで消化管の動きが悪くなったときに とてもパワーを発揮する「大建中湯」 だから 開腹手術でダイレクトにおなかを冷やしちゃったときにも よく効くので、術後イレウスなどにもよく処方されます
窓を開けっぱなしで寝られなくなってきた札幌より selfcareSupport 長塚
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