伝統医療の視点で
調合される漢方薬
不調が現出しているとき、観るのは邪気なのですが、しかしその奥にはいつも真気を観ています。古典には、邪気が入り込むのは、そもそも真気を傷つけているからだと書いているのです。
01 NARRATIVE
観る
ご自身の今の状態をお話しいただきます。それにはそこに至る過程をどのように観ているかも含まれます。日諸木では舌や脈やお腹のかたさなども観せていただきますので、電話やウェブでの相談をご希望の方も初回はどうぞご来局ください。
02 CONSULT
相談
自分を観る視点や問題に対する工夫は偏りがちです。01で観ました日諸木の視点を重ねながら、ご希望の目標・方法を相談し決定します。相談だけで終える場合もございますし、漢方薬でも煎じ薬ではなく、粉末や玉や香ににした漢方薬、あるいはインスタントコーヒーのような簡易なエキス剤を選び生活スタイルに合わせることもあります。また、漢方薬ではなく健康食品をおすすめする場合もございます。
03 COMBINE
調合
傷ついた真気を補ったり、邪気の侵入から守ったり、入り込んだ邪気を鎮めたり、解かしたり、流したり、、適役となる数々の生薬が選出され、貴方と出会います。日諸木はむすびの場です。苦手なタイプが紹介されることもあるかもしれませんが、長く付き合ってはじめて良さが分かるときもあり、まるで人間関係のような奥深い漢方なのです。
04 CONDUCT
服す
体が変わるから心が変わるのか、心が変わるから体が変わるのか、心身の変化を感じ取りながら漢方薬を服します。口にするもの、目にするもの、耳にするものが変化すれば必ず体は変化します。体の主宰者は心であることを漢方は教えてくれるでしょう。心に沁みる漢方を人生のお供にどうぞ。
※ 漢字が日本語であるように、漢方薬は日本で伝統発展してきた日本伝統医療の処方薬です。